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牛皮 | 性別、年齢などにより区別されます(※ステア、ブル、カウ、キップ、カーフ)。特に生後6ヶ月位の若い仔牛皮は、『カーフ・スキン』と呼ばれ、薄手でキメが細かく、牛皮中トップクラスの素材。 |
豚皮 | ピッグスキン。摩擦に強く、軽量、通気性があり、毛穴があるのが特徴です。 |
馬皮 | 大判で、薄く、柔らかいため、主に靴の裏革に用いられます。 |
山羊皮 | 成畜のゴート(goat)と仔山羊のキッド(kid)に区分され、薄く柔らかいうえ、柔軟性があり強靭なため、高級な婦人靴や手袋にはキッドが使用されます。 |
羊皮 | シープ(sheep)と子羊皮のラム(lamb)に区分され、皮革の中で最もソフトで、ラムスキンは特に柔軟性が抜群です。 |
オーストリッチ | ダチョウの皮。羽毛を抜いた後の丸みのある突起した軸痕(クイルマーク)が特徴で、強靱な皮質で重厚さもあり、立体的な革の特性を活かして、高級品向け素材として使用されています。 |
クロコダイル | 主にイリエワニの皮。スモールクロコとも言われ、腑が細かく均一に揃い、全ての素材の中でも最も高価な素材です。 |
アリゲーター | 主にミシシッピーワニの皮。腑は大きめでやや隆起して、ワニ革の中では低~中級とされています。 |
リザード | ミズオオトカゲの皮。爬虫類皮革の中でも独特の小さな鱗模様有し、傷付き難く堅牢で、エキゾチックレザーへの入門編としてお勧めの素材です。 |
※革の手入れは、品物や素材の種類、加工方法、ご使用状況やその頻度等により対処法が異なります。
基本として、自然な仕上げの革ほど自然につきあってゆくことが望ましいと思われます。
但し、以下の方法を実践される場合は、念のため自己責任の元でお願いいたします。
基本のお手入れ | こまめなブラッシングと乾拭きが基本です。 表面加工のされていない革であれば、ブラッシングした後、 時々水で固くしぼったきれいな布で全体を均一に拭いてもいいかと思いますが、染料仕上げの革は色が若干濃くなることもありますので、拭き作業を均等に行ってください。 また、この後、クリーム等を塗布する場合は完全に乾いてから行ってください。 |
革が濡れたとき | 乾いたタオルなどで押し拭くように水分を取り、形を整えて風通しのよい所で陰干ししてください。 濡れた革を強く絞ったり、ドライヤーなどの急な熱で乾かしますと、硬化や変質・変形等の原因となりますので絶対に行わないようにしてください。革に必要な水分が乾燥と同時に抜けていってしまいます。 完全に乾いていることをご確認の上、適宜、栄養補給を行ってください。その際は、一晩は浸透時間をおき、その後十分に乾拭きを行ってください。 |
(注)日本は湿度が高い国です!
大切に保管し過ぎることが、硬化や雑菌の繁殖につながる場合があります。 また、紫外線は変色や退色の原因になるため直射日光下に放置することは避けてください。 日本は湿度が高い為、通気性のよい所で保管してください。 長期間使用されないときは、2~3週間に1度は風通しのよい日陰で、風に当ててください。さもないと接着剤が湿気を吸収して表面にシミや、べたつきを生じる場合がございます。 愛着をもってご使用いただくことが最善のお手入れ法かと思います。 |